月別アーカイブ: 2016年12月

フィンランドのキッチン

オーブン選びでチェックしたいポイント

今回は、オーブンや電子レンジオーブンを選ぶときにチェックしたいポイントをまとめてみました。
国内メーカーの電子レンジオーブン、ガスオーブン、海外製ビルトインオーブンを視野に入れているため、ごちゃまぜな感じになっているかもしれません。
人によって、重要視するポイントは違うと思いますので、参考まで。

外形サイズ(横幅、奥行き、高さ)と設置場所

本体の奥行きは設置したい場所からはみ出ても、本体の足部分の奥行きでみると設置できることもあります。
オーブンレンジによっては、「左右○cm以上あけて設置」「上方○cm以上あけて設置」とあるので、それを含めたサイズで確認が必要です。
海外製ビルトインオーブンは、専用キャビネットが必要だし、奥行きもあるため、作り付けのキッチン設備とのバランスが必要かもしれません。
国内メーカーのビルトイン電気オーブンは、コンロがIHコンロでないと設置できないため、ガスコンロを使用しているウチでは選択外ですね。

庫内の大きさと天板の大きさ

カタログ写真を見ると、天板にロールパン12個が並んだ写真がありますが、ロールパンのサイズ次第では変わるので、参考になりませんw
シフォンケーキを焼きたいなら、天板を入れてシフォン型が入るか(焼いているときに膨らむから、その分も考えます)、庫内に十分な高さがあるか、確認が必要です。

オーブンの最高温度

これがクセモノだと思います。
カタログには「最高300℃」とか「業界最高350℃」で、「パリッとおいしいピザが焼けますよ〜」という写真が出てたりするのですが、仕様ページをよく見てみると「※」が付いていて、ページの下のほうに小さくカラクリが書いてあります。

オーブンの余熱時間

設定した温度にすばやく到達して、焼成に入れる方がいいです。
短時間になれば、光熱費も抑えることができます。

焼きムラ

極端な焼きムラは好ましくありませんが、焼きムラはどんなオーブンを選んでもあると思います。
同じ機種のオーブンですら違いはあるし、年月が経つうちに変化していきます。
「オーブンの個性」と捉えて、使いこなせるように努力したいものです。

庫内の明るさ

オーブンで焼いているとき、扉を開けてしまうと一気に温度がさがります。
なるべくなら開けないで済むように、焼き色の確認がしやすい明るさだといいです。
最近はLED照明が使われているのが多いので、見やすくなっていそうです。

機能や使いやすさ

国内メーカーの電子レンジオーブンでは、料理名を選ぶだけでオートで加熱してくれるのですが、私にとっては不要かな。(レシピ本やレシピアプリは欲しいです)
というのも、すでにいろいろな料理本を持っているから、その料理を作りたいとなれば、手動操作になります。
あと、電子レンジオーブンとなると、夫が電子レンジ機能をよく使うので、操作がしやすいものがいいです。

手入れ・メンテナンス

買ってから気がつく、さまざまな出っぱりです。
使っていくうちに、結構、汚れるんです。
長らく使っているSANYOの電子レンジオーブンですが、レンジで焼き魚や照り焼き、焼き鳥などを温めると、やっぱり飛び散るんですよね。
蒸気を充満させて、熱いふきんで拭き取るのが一番ラクですが、取りきれない汚れが残っちゃいます。
デコボコが少ない方が助かります。
あと、国内メーカーの過熱水蒸気レンジオーブンは、スチームを使用後に必ず水抜きをしないといけないとか・・・面倒だなぁ。

工期や工費・設置費用

電器屋さんで売っている電子レンジオーブンであれば、配達さえしてもらえば、自分で設置できます。
ガスオーブンや海外メーカーのビルトイン電気オーブンだと、工事が必要になるので、見積もりをとって比較する必要があると思います。

アフターサービスや交換品

何か問題が起きたときに、すぐに対応できる窓口があるか?交換品が欲しいときに手に入りやすいか?という点も長く使っていく上で大事だと思います。

安全性能

ガスオーブンであれば、ガスの消し忘れやガス漏れがこわいので、そこはちゃんと確認しなくてはなりません。
オーブンを使っていると、扉や側面が熱くなったりするし、排気口がどこにあるかも確認した方がいいと思います。

取扱説明書を読んでみる

カタログにはメーカー側のセールスポイントが中心に書かれていて、ユーザー目線にはなっていません。
実際に使ってみて、納得してから買うことができるのが一番いいのですが、それができないときは、取扱説明書を入手して(ダウンロードして)読んでみるといいです。
カタログには載っていない細かい注意書きも出ているし、普段使う機能を確認することもできます。


オーブン選びのチェックポイントをまとめましたが、「予算」のことには触れていません。
先に予算ありきの話ですが、今回は時間があって、いろいろ調べてみたいので、今は目をつぶっておきます。

次回は、検討しているメーカーについてのお話です。