フィンランドのキッチン

電子レンジオーブン、そろそろ買い替えかなぁ


買い替えを考えるきっかけ

ウチの電子レンジオーブンは、2001年に購入したSANYO製(懐かしいメーカー名)。
機嫌が悪いと「あたためスタート」ボタンを何度か押さないとスタートしてくれないんです。(ボタン奥のパーツが劣化したのかな)
15年使い続けていますからね。

ウチでは、電子レンジのあたためと、オーブンで菓子やパンを焼く、この2つがメインになっています。
電子レンジ機能は問題ないのですが、オーブンの火力に不満がありました。

フィンランドのキッチン

上の写真はフィンランドで住んでいたアパートのキッチン。
白いのが電気コンロ(3口)&オーブンです。
このオーブンが、小さい割に火力が強くて、これまで上手に焼けなかったシュークリームが一発で上手に焼けたのです。
厚みのあるキッシュは、外の生地はカリッと焼けて、中心部分もはしっかり火が通っていました。

帰国してから、同じ量のキッシュをウチの電子レンジオーブンで焼いてみたのですが、中心部分まで火が通るまで時間がかかり、外の生地はベチャっとしてしまいました。
やっぱり電圧の差なのかなぁ。
フィンランドの電圧は220V、日本の一般的な家庭用コンセントの電圧は100V。

というわけで、自分用メモのような感じで綴っていこうと思います。
これを読んだ方の意見も伺えるとうれしいです。

オーブンでどんな料理を作りたいか?

  • キッシュを焼きたい。(直径24cm、深さ5cmのパイレックスガラス皿)
  • シュークリームを焼きたい。
  • シフォンケーキを焼きたい。
  • パン(テーブルロール、プッラ、カンパーニュ)を焼きたい。
  • 魚や肉のオーブン料理を作りたい(入れておくだけラクチン)

今の電子レンジオーブンで気に入っている点

  • 温度あたため機能。牛乳を40℃やバターを20℃にあたためたりするのはよく使います。(電子レンジ機能)
  • 発酵機能。オーブンで35℃、40℃の設定がある。
    ただし、あたりまえですが、発酵中は電子レンジのあたためが使えない。

「高火力」は譲れない

電子レンジオーブンの買い替えを考えた時、まっさきに浮かんだのが「高火力なものが欲しい」ということでした。
国内メーカーの100V電子レンジオーブンの中から選ぶつもりでした。
ヨドバシでもらったカタログを眺めながら、「高火力はどれかなぁ?」とWebサイトでいろいろ検索。

電子レンジ・オーブンレンジその3。オーブンレンジの仕組み

電子レンジ・オーブンレンジその3。オーブンレンジの仕組み | 元修理屋が選ぶおすすめ家電

こちらのページを読んで、「100Vでは私の希望通りにはいかないのかも」「高火力=ハイパワー=電圧の高いものorガス」という考えが浮かんできました。

フィンランドで、お菓子やパンが上手に焼けたのは電圧の差による火力の差。
100Vの環境で同じようにやろうとすると、時間を長くするか、設定温度を高くするしかないのです。
100Vの非力さを補うためにつけられたのが、コンベクション(小さなファン)や過熱水蒸気という機能とのこと。

それと、わたしの場合、今の電子レンジでもそうなのですが、内臓の調理メニューは使わないんですよね。。。だから、いりません!!
余熱、発酵、焼成(〜300℃)ができればいいんです。

場合によっては、電子レンジのみ別に購入になってもかまいません。
直径20cm、深さ10cmの器が出し入れできる大きさであれば、十分です。
冷凍ごはんやおかずの温め直しが手軽に簡単においしくできればいいです。

とはいえ、「過熱水蒸気オーブンレンジ」の火力は気になるので、候補には入れておきます。

次回は、候補に入れたいメーカーと、オーブン選びでチェックしたいポイントです。